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B.K.S. Iyengar 先生の一人息子であるPrashant 先生。今月の2日に70歳のお誕生日を迎えられました。

イベントごとにはあまり熱心ではない先生ですが、他の先生たちからの熱い要望に応えて4日間のバースデーギャザリングにてクラスを教えて下さりました。

この時期のインドではマンゴーが美味しく、出国前に私が6月待つからインドへ行く、と言ったら皆口を揃えて、マンゴーのシーズンに間に合うかな?と心配されたくらいです。幸いにもマンゴーシーズンには間に合って、今でも1KG当たり100~150円くらいで美味しいマンゴーが食べられます。

プラシャント先生のクラスの中でも、みんなマンゴー好きだよね、という話になりました。でも、みんな、マンゴーの実しか見ていない。マンゴーは木になるよね?木には幹があって、樹皮があって、枝葉もある。マンゴーの実にも、皮がある。プラシャント先生が幼い頃は森に行って、マンゴーは皮ごと食べてたよ、とおっしゃったので、私も皮ごと食べてみた。飲み込む気にはならなかったけど、皮には特有の、お花のような香りと、盆踊りの夜を思い出させる香りがあって、口で皮を剥くのが習慣になりました。

人は自然環境を守るため、二酸化炭素を減らして酸素を増やすためにマンゴーの木を植えることもあるけど、あなたも誰かに使われるということに対して、良い気がしますか?との問いかけも。全ての植物は自然世界の一部で、誰かにオファーするものがあって、動物たちも自分に必要なものは自分で分かっている。動物たちは自分自身が自分に対して医者の働きもする。

普通はマンゴーの木にはマンゴー、リンゴの木にはリンゴが成る。

生活の中で、好ましくないことが起こったり、欲しいものが手に入らなかったりするのも自然の摂理。

だけど「木」とは何か?

ヨーガ哲学の中で、kalpa vṛkśaという木があって、その木は、自分の欲しいなと思ったものが成る木なんだそう。そして、ヨーガが正にそのkalpa vṛkśaなんだよ、という事でした。

その他にも、プラシャント先生は幼い頃はヨーガに興味がなかったけど、ある日から6年くらい、誰にも知られずに1人でアーサナの練習をして、『ハタヨガの真髄』”Light on Yoga” (LOY)に載っているアーサナの全てが出来るようになったそう。それをたまたま開いていたドアから見かけた生徒さんが、B.K.S. Iyengar 先生のバックベンドのクラス中にプラシャントにデモしてもらったらいい、と言って、練習していたことが発覚したそうな。

でも、レクチャーの中で、ここにいる生徒のほぼ全員、アーサナをするプライムエイジを過ぎているのだから、LOYのグルジの写真のようにポーズを取ることは目指さない方がいいと。

LOYのグルジの写真を見て、形だけを見るのではなく、グルジの中で何が起こっていたのか、想像する力を身につけなさいと。

プラシャント先生は、アーサナ中に、息を吐くことをとーっても強調されます。しつこいx1000くらい強調されます。呼吸が浅いと感じている私の練習も、1週間ほどで随分と変わって来ました。

吐く息についてはまた今度詳しく書こうと思います。

yuri